与論島(ヨロン島)とは?行き方・過ごし方・おすすめ観光ツアーをご紹介!
目次
鹿児島県最南端の美しい離島!
与論島(ヨロン島)てどんなところ?
鹿児島県最南端に位置し、奄美群島の一つでもある与論島は、美しいサンゴ礁をはじめとする豊かな自然が有名な観光名所です。
与論島周辺の海はエメラルドグリーンに輝いており、その美しさから「東シナ海の真珠」や「癒しの島」と呼ばれています。
◆与論島のおすすめスポット・グルメを知りたい方
◆与論島のおすすめ観光ツアーをお探しの方
◆与論島の過ごし方、モデルコースを知りたい方
今回は、与論島へのアクセスや楽しみ方、おすすめスポット・ツアーなど、与論島の観光情報について徹底解説いたします!
与論島へのアクセス
与論島へは、飛行機またはフェリーで行くことができます。
飛行機は鹿児島空港、奄美空港、那覇空港からそれぞれ毎日就航しています。
所要時間は、鹿児島空港から与論島へは約1時間15分、奄美空港から約45分、那覇空港からは約40分です。
飛行機であれば、短時間でアクセスできるので、鹿児島や沖縄に観光に訪れた方でも気軽に与論島へ行けます。
◆奄美空港→与論空港:約40分
◆沖縄・那覇空港→与論空港:約40分
一方でフェリーの場合は、鹿児島新港(鹿児島)、那覇港、もしくは本部港(沖縄)からアクセスが可能です。
鹿児島新港からは約20時間、那覇港からは約4時間50分、本部港からは約2時間30分の所要時間となっています。
フェリーは比較的お手軽な値段で訪れられますが、相応の時間がかかります。
◆鹿児島新港〜名瀬港〜与論港:約20時間
与論島内での移動手段
与論島内では、バス・タクシーが運行しています。
バスには南回り(反時計回り)と北回り(時計回り)の2種類があり、どちらも島を一周しているものです。島を一周にかかる時間は、40分ほどであり、料金は一律200円です。
タクシー会社は、島内に2社あり、一般乗車だけではなく貸切サービスも行っているため、観光の際に非常に便利な移動手段になるでしょう。
初乗り料金は500円ですが、貸切の場合には1時間あたり3,360円が必要になります。
島内散策にはレンタカーやレンタサイクルが便利です。電動アシスト付きの自転車や電動キックボード等の貸出ショップもございます。
また、夜の与論島でお酒を楽しんだ場合、帰りは代行運転をおすすめします。
与論島では距離にかかわらず一律1,500円であるため、お手ごろな価格で利用できるでしょう。
ヨロンブルーと癒しの島を満喫しよう!
与論島(ヨロン島)での過ごし方
サンゴ礁に囲まれた美しい海、大和と琉球が融合した独自の文化やフォトジェニックな街並みなど、与論島はここでしか味わえない魅力が満載!
ここからは、与論島の楽しみ方についてご紹介します。旅行前に要チェックです♪
息をのむほど美しい海!
与論島(ヨロン島)のビーチ巡り
与論島は日本屈指の透明度を誇る海と真っ白な砂浜の続く美しいビーチがたくさんあります。
潮風を感じながら、日頃の喧騒を忘れてのんびりするのはいかがですか?
海岸などに打ち上げられた漂着物の観察や加工を行う「ビーチコーミング」という楽しみ方もおすすめです。
自然豊かな与論島では、きれいな色や形の貝殻が多く見つけられるため、珍しい色や形の貝殻を集めて、友人やお子様と一緒に楽しむのも良いですね♪
サンゴ礁に彩られた海中世界へ☆
マリンアクティビティ
与論島の絶景を間近で体感するなら、マリンアクティビティがおすすめ!
数時間で体験可能なカヤックやシュノーケリングなど、初心者でも気軽に参加できます。
特に与論島の人気スポット「百合ヶ浜」は、アクティビティツアーでしか行けないので、必見です☆
百合ヶ浜へ行けるおすすめツアーはこちら↓
日常を離れのんびりお散歩
与論島には、白壁の民家や青い海が織りなすフォトジェニックな風景が広がるエリアがあります。
与論島の街並みは、与論町とギリシャのミコノス島は姉妹契約を結んでいるという背景からも「日本のギリシャ」と呼ばれています。写真撮影を楽しんでくださいね。
それだけでなく、島のゆったりとした時間を体感するには、のどかな街を散策するのがおすすめです。
与論島は遊歩道も充実しています。
ロケ地巡り・歴史体験
与論島では、海でのマリンスポーツだけではなく、与論島の文化に触れるという楽しみ方も良いでしょう。
「ゆんぬ体験館」では、与論島の暮らしや文化について学べたり、郷土料理作りや民謡体験など、異文化体験を通じて新しいことに触れことができます。
与論島は鹿児島に属していますが、琉球の文化が色濃く残っています。島の伝統的な豊年祭であるシニグ祭や赤瓦の民家などからも与那国島の独自の文化が垣間見えるかもしれません。
アクセス:与論空港・与論港より車で10分
営業時間 :9:30~17:30(水曜定休)
星空観察
与論島では、外光に邪魔されず、高い建物も少ないため、視界いっぱいの満点の星空が楽しめます。
また与論島は南十字星が見える最北端の島です。天の川や流れ星も肉眼で見ることができるでしょう♪
海岸で砂浜に寝転び、波の音を聞きながら、天然のプラネタリウムを楽しみませんか?
与論島でおすすめのアクティビティツアー
与論島周辺の海は、ヨロンブルーと呼ばれるほど、鮮やかで透き通った美しい海です。そんな与論島では、海で楽しむマリンレジャーがとても人気です。
おすすめの与論島ツアーをご紹介します!
シュノーケリング
透き通った与論島周辺の海には、サンゴ礁やそれに集まるカラフルな熱帯魚がたくさん!
可愛い魚と一緒に泳いだり、日常では味わえない海中体験を楽しめます。
シュノーケリングは、ライセンス等は要らず、小さなお子様や初心者の方も気軽に楽しめますよ!ガイドがマスクの使い方をレクチャーし、しっかりサポートするのでご安心ください♪
百合ヶ浜クルージング
百合ヶ浜は、潮の満ち引きによって現れる美しい白砂の砂浜です。透き通ったエメラルドグリーンの海に囲まれており、ツアー船やカヤックで行くことができます。
専用ボートで島の周囲を巡り、百合ヶ浜に上陸して写真撮影や散策を楽しみましょう♪
クルージングなので、小さなお子様から誰でも参加OK!与論島の自然の美しさを気軽に存分に堪能するなら、百合ヶ浜クルージングがおすすめです。
マリンスポーツ
与論島で特別に設置された海上浮島「プレイベース」を舞台に楽しむマリンスポーツ遊び放題プランです。
SUP、メガSUP、カヌー、バナナボートなどの乗り物がすべて乗り放題☆様々なマリンアクティビティに挑戦したい方、美しい海を探している方、特別な写真や動画を撮影したい方におすすめです。
透明度抜群の海で、心地よい海風を感じながら、与論島の魅力を最大限に味わってください。
テントサウナレンタル
与論島では、今流行りのテントサウナをレンタルできるプランもございます。
場所は遠浅の海が約2km続く美しい「大金久海岸」。晴れた日にはエメラルドグリーンの光景が広がるこの場所で、サウナに入り整った後は美ら海へダイブするという贅沢なひとときをお過ごしください。
手付かずの自然が残る非日常な環境、爽やかな海水で身体を包み込む感覚、プライベートな時間を心ゆくまで楽しめます!
おすすめの与論島グルメ
与論島には豊かな自然が育んだ特産品や美味しい食材がたくさん!与論島のおすすめグルメをご紹介します。
パパイヤ漬け
島バナナやマンゴーなど、南国フルーツが有名なのはもちろん、島のフルーツを使った奄美大島ならではの加工品も必見です。
パパイヤ漬けは、伝統的な青パパイヤの漬物です。甘めの醤油味でご飯のお供、お土産に最適です!
黒糖焼酎・島焼酎
お酒は、奄美群島エリアだけで製造が許されている黒糖焼酎が有名です。黒糖焼酎は、原料に黒糖を使用しています。
黒糖のほんのりとした甘みが特徴的なお酒であり、焼酎にもかかわらず洋酒に近い味わいだとして知られています。
与論島で収穫されてパッションフルーツとの相性も抜群ですよ!
パッションフルーツを切って杯として使用して、そこに注ぐ黒糖焼酎は、パッションフルーツのトロピカルな風味と黒糖焼酎の優しい甘さがマッチし、格別の味です。
もずくそば
四方を海で囲まれた与論島では、海の幸も絶品♪
もずくは、そばに練り込んでいただく「もずくそば」が与論流!そのほかにも「もずく豆腐」など、本州では見ないようなもずくメニューは、お土産にも人気です。
与論島のフォトジェニックスポット
海が美しく、自然が豊かな与論島では、写真映えするスポットが数多くあります。
景色の良い箇所で撮影した写真を自身で楽しむのも良いですし、SNSで友人と共有しても楽しいでしょう。
ここからは、与論島のフォトジェニックスポットをご紹介させていただきます。与論島で一生の思い出に残る写真を撮って、与論島の歴史・自然を満喫してください!
百合ヶ浜
与論島のフォトジェニックスポットといえば、毎年春から夏にかけて一定のタイミングで出現する百合ヶ浜です。
先ほども紹介しましたが、百合ヶ浜は大潮の干潮の時間帯にのみ姿を見せ、潮が満ちてくると姿を消すという非常に珍しい観光スポットです。
撮影できる時間が限られている希少性や、透き通った海と壮大な景色を撮影できるこの場所は、まさに与論島一のフォトジェニックスポットと言っても過言ではありません。
百合ヶ浜へ行くおすすめツアーはこちら↓
アクセス:大金久海岸まで与論空港から車で約15分→ツアー船
大金久海岸(おおがねくかいがん)
大金久海岸は、与論島最大のビーチです。トイレやシャワー完備、キャンプ場や飲食店もあるので、海水浴に人気です。
約2kmにわたり白い砂浜が続き、このビーチから百合ヶ浜へ向かうことができます。
アクセス:大金久海岸まで与論空港から車で約15分→ツアー船
ヨロン駅
与論島に電車は走っていませんが、「ヨロン駅」という名の可愛らしい駅のモニュメントがあります。
ヨロン駅から入れる尾道遊歩道(びどうゆうほどう)をのんびり歩いて、断崖の絶景を楽しむのもオススメです。
アクセス:与論空港・与論港より車で約2〜3分
ミコノス通り
与論島と姉妹都市として結ばれたミコノス島は、ギリシャの首都アテネの南東に位置するリゾート地です。ミコノス通りは、そんなミコノス島をイメージして作られた観光地です。
茶花海岸通りにあるギリシャの街並みが彫刻された壁、砂浜には真っ白なモニュメントなど、見どころが多くあります。
また、毎年開催されるヨロンマラソンの優勝者のみ座れる王者の椅子というモニュメントや、歴代の優勝者の名前が刻まれた真っ白い壁なども人気です。
日常ではなかなか見られない珍しい風景であるため、思い出の写真を撮影するのにぴったりです!
アクセス:与論空港・与論港より車で約5分
与論城跡
与論城跡は、琉球北山王の三男王舅によって築城され、未完となった城の跡です。
与論島の中で最も標高が高いこの場所は、与論島全体を見渡せる絶景スポットとして有名になっています。
さらに、与論城跡の敷地内にある琴平神社からは美しい夕日を眺められます。
高台から撮影する夕日は、与論城内の他の場所で撮影する夕日とはまた違った美しさを感じられるでしょう。
特に歴史や史跡などが好きな方は、ぜひ訪れてみてください。
アクセス:与論空港・与論港より車で約15分
トゥマイビーチ
映画「めがね」のロケ地として有名な寺崎海岸の隣にあるビーチです。
龍の形をした岩があり、「龍の住む浜」と呼ばれるなど、与論島のパワースポットとしても知られています。
龍の形をした岩が、オスとメス、夫婦であるので、探してみてくださいね!
アクセス:与論空港・与論港より車で約15分
現地ガイド厳選!
与論島(ヨロン島)観光モデルコース
与論島をゆったり楽しむ2泊3日のモデルコースをご紹介します。
与論島についてもっと詳しく↓
(1日目)
与論島のサンセット&星空を堪能しよう
1日目は那覇空港または奄美空港から飛行機で与論空港へ!
与論空港周辺も魅力的なスポットがたくさんあります。
アネリアで食事&ホテルチェックイン
与論空港へ着いたら、移動の疲れを一息、ホテルのチェックインと食事がてら休憩しましょう。
空港近くの地中海レストラン「アネリア」は、プリンシアリゾートヨロン(ホテル)がやっているレストランです。
ソファー席でゆったりくつろぎながら、海鮮系メニューやギリシャの郷土料理がいただけます。
水平線に沈みゆく美しいサンセットを望めるスポットでもあります。
アクセス:与論空港より車で約3分、与論港より車で約8分
※無料送迎バスあり(要事前予約)
ヨロン駅で星空鑑賞
先に紹介したヨロン駅は、星空スポットとしても有名です。
外光に邪魔されず、空気も澄んでいるので、視界いっぱいに広がる満点の星空を望めるでしょう。
天の川も肉眼で綺麗に見えます。
(2日目)極上の癒しヨロンブルーを満喫
2日目は与論島の海を満喫したり、史跡巡りをしましょう。
百合ヶ浜ツアーへ参加
与論島を訪れたら百合ヶ浜ツアーは欠かせません。
ツアーに参加したり、シュノーケリングが初めてという方もご安心ください!ガイドがしっかりサポートいたします。
百合ヶ浜の絶景を望めば、不安なんて忘れてしまいますよ♪
百合ヶ浜へ行くおすすめツアーはこちら↓
大金久遊歩道散歩・島の駅で休憩
大兼久海岸には遊歩道があるので、のんびりお散歩がおすすめ!
ビーチで遊んだ後は、島の駅「くるまどぅ」はいかがですか?
併設する黒糖工場で作った純黒糖を使ったお菓子やかき氷がいただけます。
アクセス:与論空港・与論港より車で約15分
サザンクロスセンター・与論城跡訪問
2日目の午後は与論島の史跡巡りへ。
サザンクロスセンターは与論島の歴史や文化が学べる施設です。様々な展示品があり、本州でもない、沖縄でもない、唯一無二の文化が垣間見えるでしょう。
また与論城跡も近くにあります。与論城跡の高台からは大パノラマが望めますよ!
アクセス:与論空港・与論港より車で約10分
営業時間 :9:30~17:30(入館は17:00まで)(水曜定休)
与論料理がいただける居酒屋で食事
夕食は与論島の郷土料理をいただくのはいかがでしょうか?
「ヨロンの味たら」では、鶏飯やモリンガ麺ペペロンチーノなど、この土地ならではの食事が楽しめます。夕食は予約必須です!
アクセス:与論空港・与論港より車で約10分
営業時間 :11:30~14:00(ラストオーダー 13:30)・18:00~20:00(ラストオーダー 19:30)
定休日:火曜日
(3日目)
与論島の伝統工芸見学&お土産探し
3日目は、お土産探しや伝統工芸を見てみましょう。
「ゆんぬあーどぅる焼窯元」では、与論島で作られたサトウキビやヤシ、サンゴなどを釉薬に使った焼き物が売っています。
またギリシャ村にある「ギャラリー海」や、大島紬を使用した商品の売っている「いっちゅう本館」もおすすめです。
街並みを楽しみつつ、与論島ならではのショップを散策してみてくださいね!
アクセス:与論空港・与論港より車で10分
営業時間 :9:30~16:00(不定休)
まとめ
今回は、与論島へのアクセスや楽しみ方、おすすめスポットなどについてご紹介させていただきました。
与論島には、史跡や遊歩道など海だけでなく様々なスポットがあるため、マリンレジャーが盛んな夏のみならず、他の時期に観光に訪れても楽しめるでしょう♪
ぜひ1度与論島の美しい雰囲気を存分に味わってください!
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