奄美大島に来たら食べなきゃ損なソウルフード!現地スタッフもおすすめするグルメ10選!
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奄美大島のおすすめグルメをご紹介!
奄美大島では豊かな自然や海とともに育まれた島の恵みが凝縮された、他にはない美味しい郷土料理が人気です。
また、沖縄県にも近いことから、琉球文化の特性を取り入れた料理も多く、本州では味わうことのできない料理の数々は、きっと観光客を満足させてくれるでしょう。
今回はそんな魅力溢れる奄美大島のグルメについてご紹介しますので、奄美大島にご興味がある方はぜひ参考にしてください!
奄美大島のグルメ10選
奄美大島の人々は食べ物や料理のことを、「シマヌジュウリ」と呼んでいるのをご存知でしょうか。
今回は奄美特有の食文化の中で作り上げられてきたシマヌジュウリの中から、特に人気のものを10選ピックアップいたしました。
奄美大島のグルメについて知りたいという方は、要チェックです!
鶏飯
「奄美大島の郷土料理といえば?」と問われれば、誰もがまず思い浮かべる郷土料理が、「鶏飯(けいはん)」ではないでしょうか。
かつて天皇皇后両陛下が奄美大島を訪れた際に、奄美の伝統的な食事として、鶏飯が提供されたということもあって一躍、全国的に有名になりました。
この郷土料理の歴史は何と400年も前まで遡り、江戸時代に薩摩藩の支配下にあった奄美諸島において、薩摩藩の役人達をもてなすために作られていた、鶏肉の炊き込みご飯が元になっています。
なお、炊き込みご飯とはいっても、同じく九州の宮崎県や大分県などで食べられている鶏飯(とりめし)とは異なります。
奄美大島の鶏飯は、鶏肉の炊き込みご飯から、鶏肉、錦糸卵、しいたけ、薬味、漬け物、海苔などの具材をご飯に乗せ、温かいスープをかけて食べるといった現在の鶏飯の形へと戦後に変貌を遂げました。
それは一見すると具材の多いお茶漬けのようですが、鶏肉や出汁の旨味が効いた濃厚なスープは、他では味わうことのできない逸品です。
また、店や家庭によってはスープの味や乗せる具材が異なり、場所によってさまざまな味を楽しむことができるのもまた魅力ではないでしょうか。
油そうめん
「油そうめん」は地元民のソウルフードとも言われ、多くの人に親しまれている家庭的な郷土料理で、居酒屋や食堂でも提供されるほど奄美大島では一般的なものです。
家庭やお店によっては、野菜や煮干しだけだったり、逆にたくさんのお肉が入っていたり、洋風の味付けにしたりと、味や見た目のバリエーションが豊かなのも特徴として挙げられるでしょう。
また、汁がないタイプだけではなく汁のあるタイプも存在するので、好みに合わせて楽しめるのも良い点です。
さらに、濃いめの味付けにしてお酒のおつまみにしたり、薄味にして飲食のしめとしていただいたりするといったアレンジしてみるのもいいでしょう。
山羊汁
かつて奄美大島では山羊を食用として飼育している家庭も多く、その時代の最中に誕生したと言われているのが「山羊汁」です。
山羊汁は、山羊の肉や骨までもぶつ切りにし、味噌などと一緒にじっくりと煮こんだスープのことで、地元民の間では日々の活力を作るスタミナ料理としても親しまれてきました。
好きな人はとことんクセになるといった独特な味なので、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
豚足の煮込み
沖縄地方で豚足を食べる文化があるのと同様に、奄美大島でもお盆や年末年始、お祝いの席などで豚足を食べる習慣があります。
奄美大島の「豚足の煮込み」は、ほろほろに柔らかくなるまでしっかりと煮込み、塩で味付けする素材の旨みを生かしたシンプルなものが主流です。
元々豚足には、タンパク質やコラーゲンなど元気や美の源となる効能がふんだんに凝縮されていますので、健康や美容のために食べている人も多いと言われています。
ワンフネ
「ワンフネ」とは、骨付きで分厚い豚肉を少量の塩のみで味付けし、さらにトロトロになるまで煮込んだ豚肉料理のことです。
一握りできるほどの大きな煮込み豚肉とツワブキを盛り付ければ、地元民イチオシのソウルフードが完成します。
ワンフネはさっぱりとしたシンプルな味付けなので、奄美大島では暑い夏の夏バテ対策としても食べられることも!
元々は、大晦日や正月に食べるのが主流で、本州でいう年越しそばのような感覚で年末に食べる家庭も多いとのことです。
パパイヤの漬物
「パパイヤの漬物」とは奄美大島で多く栽培されている青パパイヤを漬物にしたものです。
かつてアメリカから持ち込まれたパパイヤは、年間を通じて温暖な気候の奄美地域に適していたことから、一気に島中へと広まり戦後の食糧難に陥った人々を支えたという歴史もあります。
今では奄美大島でもご飯や鶏飯のお供として必ず食べられるほどメジャーな漬物となっており、味は塩が効いてカリカリの食感、一度食べたらクセになること間違いありません。
なお、近年では塩漬けだけでなく醤油漬けや、ピリ辛漬けなどさまざまなバリエーションも用意されているのでぜひお試しください。
トビンニャ
「トビンニャ」とは巻き貝のことで、島で獲れた新鮮なトビンニャを塩茹でしたものが、奄美大島の郷土料理にもなっています。
トビンニャは、酒のつまみにピッタリとして居酒屋ではお通しとしても出てくることが多いほど、人気の一品です。
特に、奄美群島だけで作られているという黒糖焼酎のおつまみにもよく合いますので、ぜひお酒のお供にいかがでしょうか。
ミキ
「ミキ」とは、奄美大島の地元民であれば誰でも知っていると言われるほど、メジャーな飲み物のことです。
さつまいもや米に砂糖を加えて発酵させ作られるもので、食物繊維など栄養分が豊富で、美肌や便秘予防にも効く健康食品としても親しまれています。
夏バテで食欲の無い時にも活躍するのがミキです。見た目はお粥やヨーグルトのようで、味は甘酒に似ていますが、アルコール分が含まれていないので、子供でも飲むことができます。
ミキを製造している島とうふ屋に直接足を運んでみるのも面白いかもしれません。地元客、観光客にも大人気のお店で、定食を注文するとミキを好きなだけ楽しめます。
アンダギー
「アンダギー」というと沖縄のサーターアンダギーを思い浮かべる方も多いかもしれませんが、奄美大島では島ドーナツと呼ばれて親しまれています。
ちなみに、奄美大島のアンダギーとも関連の深いサーターアンダーギーの「アンダ」は油、「アギ」は揚げ、「ー(伸ばし棒)」はものという意味です。
奄美大島へ行った際には、ぜひ本場の島ドーナツをお土産に買って帰ってみてはいかがでしょうか。
舟焼き
「舟焼き」は、はったい粉(大麦粉)、もち粉、卵、黒砂糖などで作られた、甘くて素朴な味が魅力的なお菓子です。
かつて奄美の北部にある笠利地方から広まったと言われており、今でも地元住民の間で美味しいおやつとして親しまれ続けています。
そのため、一般家庭でよく作られており、実際に作る際にはタネをフライパンで焼き、クレープのように巻いたものをやや斜め気味に切っていくとのこと。その切り口が、奄美大島伝統の板付舟に似ているというのが、舟焼きという名前のルーツとも言われています。
まとめ
奄美大島への旅行をお考えの方にとって、島グルメは外せない楽しみの一つなのではないでしょうか。
せっかく奄美大島へ行くのなら、そこでしか味わえない郷土料理や、懐かしい気持ちになれる家庭的なメニューも楽しんでみたいものです。
また、奄美大島には体に優しくお子様でも食べられるものが多いので、ぜひ奄美のシマヌジュウリ(食べ物)を、お楽しみください!
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