奄美大島と屋久島どっちに行くべき?!絶景・アクセス・予算・人気ツアーまで徹底比較!
目次
奄美大島と屋久島を徹底比較!
奄美大島と屋久島はいずれも鹿児島県に位置し、世界自然遺産にも登録された、豊かな自然と個性あふれる文化を誇る人気の観光地です。
絶景の山岳トレッキングが魅力の屋久島、そして豊かなサンゴの海が広がる奄美大島。どちらも自然が魅力の島ですが、楽しみ方は大きく異なります。
◆奄美大島と屋久島の世界遺産に興味がある方
◆奄美大島と屋久島どっちに行こうか迷っている方
◆奄美大島と屋久島の人気アクティビティを知りたい方
◆奄美大島のマングローブや屋久島の神秘の森に興味のある方
それぞれ異なる特徴を比較し、旅先選びの参考にしてみてはいかがでしょうか?
奄美大島の自然の魅力
奄美大島は、温暖な亜熱帯気候に育まれた自然が広がり、美しいサンゴ礁の海や広大なマングローブ林が魅力です。
アマミノクロウサギなどの希少な固有種が生息し、海と森の多様な生態系を体感できます。透明度の高い海ではシュノーケリング、マングローブに囲まれたジャングルでカヌー体験などのアクティビティも楽しめ、自然との距離が近い島です。
◆美しい珊瑚礁とエメラルドグリーンの海
◆広大なマングローブ林(黒潮の森マングローブパークなど)
◆アマミノクロウサギなどの固有種が多数生息
◆比較的アクセスしやすく、観光開発も進んでいる
屋久島の自然の魅力
屋久島は、標高差により多様な気候と植生が見られ、縄文杉をはじめとする原生林が広がる神秘的な島です。日本有数の多雨地帯として知られ、豊かな水と苔に包まれた森は訪れる人を魅了します。
往復10時間もの本格的なトレッキングから、初心者にも楽しめる軽い散策まで楽しめ、自然と深く向き合える体験ができる場所です。
◆年間を通じて非常に雨が多い(日本有数)
◆縄文杉などの巨木や杉林が広がる原生林
◆山岳信仰や自然崇拝と結びついた神秘的な雰囲気
◆人の手があまり入っていない自然の保存状態
奄美大島と屋久島、どう違う?
奄美大島と屋久島では、本島からのアクセスも大きな違いの一つです。行きやすさや予算も比較していきましょう。
比較①アクセス方法と移動のしやすさ
旅行先を選ぶうえで、アクセスのしやすさは大切なポイントです。ここでは、屋久島と奄美大島へのアクセス方法や所要時間をわかりやすく比較します。
奄美大島へのアクセス
奄美大島へのアクセスは、飛行機とフェリーがあります。空港は奄美空港があり、関東や関西などからの直行便もあり、便数も比較的多いためアクセスはしやすいです。また、島内の移動はレンタカーやバス、タクシーが便利です。
羽田空港から奄美空港まで:約2時間20分
鹿児島空港から奄美空港まで:約1時間
◆フェリー
時間:鹿児島(奄美・沖縄フェリーターミナル)から約7時間強
⬇︎奄美大島の格安レンタカープランはこちら

屋久島へのアクセス
一方、屋久島へのアクセスも、飛行機とフェリーが利用できますが、基本は鹿児島からのアクセスとなります。屋久島の空港は屋久島空港ですが、便数が少ないので注意が必要です。
屋久島では、レンタカーを利用するのが一般的です。
羽田空港から鹿児島空港まで:約1時間50分→(乗継時間30分~2時間)→鹿児島空港から約40分
合計 約3時間~4時間半
◆フェリー
時間:鹿児島(奄美・沖縄フェリーターミナル)から約4時間半
比較②旅行費用・予算の違い
島ごとの特徴によって、過ごし方や宿泊施設の雰囲気も異なります。旅行スタイルに合わせた予算の目安として参考にしてみてください。
奄美大島の旅行費用
宿泊施設の種類が豊富で、都市型のビジネスホテルからリゾートホテルまで幅広く選択可能です。予算に合わせたプランを組みやすいでしょう。
・飛行機直行便:往復約50,000~80,000円
・フェリー:往復20,000円強
・レンタカー:7,000円前後
◆宿泊
・ゲストハウス:約3,000〜5,000円
・中級ホテル:約4,000〜9,000円
・高級リゾート:約15,000〜30,000円以上
⬇︎奄美大島のおすすめの宿泊情報はこちら

屋久島の旅行費用
屋久島は自然観光や登山を目的とした旅行者向けのゲストハウスや民宿が多いのが特徴です。自然保護のため宿泊施設の数が限られており、特に高級リゾートホテルは少数です。
・飛行機乗継便:往復約80,000~130,000円
・フェリー:往復20,000円強
・レンタカー:8,000円前後
◆宿泊
・ゲストハウス:約3,000〜6,000円
・中級ホテル:約4,000〜9,000円
・高級リゾート:約15,000〜30,000円以上
比較③ベストシーズン・気候の違い
奄美大島と屋久島は距離こそ近いものの、気候には違いがあります。各島の気候の特徴とベストシーズンを比較してみましょう。
奄美大島のベストシーズン
奄美大島は年中温暖で過ごしやすいですが、やはり初夏がベストです!冬も比較的温暖で過ごしやすいですが、雨が多くなることがあるのが特徴です。
梅雨の合間や終わり頃は、天候が安定し、海の透明度も高く、アクティビティに最適☆
※ただし、台風とスコールに注意!
屋久島のベストシーズン
屋久島でのトレッキングや登山を楽しむには、気候が安定する4月から10月が最適です。山岳地帯が多いため、夏は湿度が高く、冬は寒さと降雪により厳しい環境となることがあります。登山に挑む際は、注意が必要です。
気温・湿度ともに安定し、縄文杉トレッキングなどに最適なシーズン☆
※ただし、雨と登山準備が必須!
奄美大島で楽しむ
自然×アクティビティの楽園
奄美大島は、雄大な自然と海の恵みが調和する美しい島です。シュノーケリングやダイビングをはじめとした海のアクティビティが充実しており、初心者から上級者まで多彩な海の生物と触れ合うことができます。
また、熱帯植物が生い茂るジャングルのような森や白砂のビーチなど、自然の中を散策する楽しみも魅力の一つ。豊かな自然に包まれながら、その土地ならではの特別な体験を味わってみましょう♪
亜熱帯の森トレッキング
亜熱帯の森が広がる奄美大島では、固有種が多く生息する金作原(きんさくばる)などのトレッキングが人気。
深い緑に包まれながら、アマミノクロウサギや珍しい植物に出会えるのも魅力で、自然の豊かさを五感で感じられます。
⬇︎奄美大島のおすすめトレッキングツアーはこちら


最大級のマングローブカヌー
奄美大島は日本最大級のマングローブ原生林を持ち、ゆったりとカヌーで探検する体験が好評です。満潮・干潮で異なる表情を見せる水路を進みながら、カニや鳥など多様な生き物との出会いが楽しめます。
⬇︎奄美大島のおすすめ
マングローブカヌーツアーはこちら

ウミガメシュノーケリング
透き通る海でウミガメと一緒に泳げるシュノーケリングは、奄美大島ならではの人気アクティビティ。サンゴ礁や熱帯魚が彩る海中世界を間近に感じながら、感動的なひとときを味わえます。
⬇︎奄美大島のおすすめ
ウミガメシュノーケリングツアーはこちら


体験ダイビング
奄美大島のダイビングは、サンゴ礁が広がる美しい海と多様な海洋生物が魅力。初心者向けの体験ダイビングから、洞窟やドロップオフを楽しめる上級者向けスポットまで、幅広く楽しめるのが特徴です。
⬇︎奄美大島のおすすめダイビングツアーはこちら

屋久島で楽しむ
神秘の森で癒される体験
屋久島は、世界自然遺産にも登録されている壮大な森と神秘的な自然に包まれた美しい島です。
縄文杉や白谷雲水峡などの人気トレッキングコースでは、圧倒的な絶景とともに、心癒されるひとときを過ごすことができます。登山やエコツアーなどのアクティビティも充実しており、大自然との一体感を味わいながら、心身ともにリフレッシュできる魅力にあふれています。
神秘の森トレッキング
縄文杉や「もののけ姫」の舞台となった白谷雲水峡のトレッキングは、屋久島の人気の体験です。縄文杉までの道のりは少し過酷ですが、その分、到達したときはまさに感動のひとしお。
白谷雲水峡は、初心者でも楽しめるコースが多く人気のスポットです。神秘的な苔むす森や滝など変化に富んだ風景を楽しめ、まるで物語の世界に入り込んだような体験ができます。
樹齢数千年の縄文杉や、手軽に屋久杉の森を楽しめるヤクスギランドなど、時間や体力に合わせてコースが選べるのが魅力。どちらも屋久杉の神秘的な森を体感でき、自然の奥深さを味わえます。
リバーカヤック(カヌー)
清流が豊富な屋久島では、川をゆったりと進むリバーカヤックが人気。水面を間近に感じながら、手つかずの自然や水辺の生き物を観察できるアクティビティで、初心者や家族連れにもおすすめです。
ウミガメダイビング
屋久島のダイビングは、黒潮が流れ込むダイナミックな海での体験が魅力。ウミガメとの遭遇率も高く、海底火山地形や豊かな魚影など、冒険心をくすぐるポイントが多彩にそろっています。
エコツアー
ガイド付きで自然や文化を深く学べるエコツアーは、屋久島をより深く知るのに最適。森や川、滝などを巡りながら、自然保護の重要性や屋久島の暮らしを体感できる、学びと癒しのある時間です。
まとめ
奄美大島と屋久島は、それぞれ異なる個性と魅力を持つ南の楽園です。透き通る海と豊かな自然に囲まれた奄美大島は、のんびりとリラックスしながらマリンアクティビティを楽しみたい方にぴったり。
一方、荘厳な森と神秘的な景観が広がる屋久島は、大自然の中でアクティブに過ごしたい方におすすめの島です。
どちらも、心に残る特別な体験ができる場所。あなたの旅のスタイルに合わせて、理想の島を選んでみてはいかがでしょうか?
あわせて読みたい記事はこちら↓
