乗り放題券が利用できる「しまバス」とは?奄美大島のバス情報を徹底解説!バスでまわれる観光スポットもご紹介
目次
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奄美大島のバス事情
国内有数の観光地である奄美大島を、徒歩だけで楽しむことはなかなか難しいです。
最も人気のある移動手段はレンタカーですが、「免許がない」「予約が取れなかった」など、さまざまな理由でレンタカーを使えない場合も考えられます。
そこで移動手段の一つとして挙げられるのが、公共交通機関であるバスです。今回は奄美大島におけるバス事情についてご紹介します。
◆しまバス利用時の注意点を知りたい方
◆しまバスでまわれる観光スポットが知りたい方
バス利用時の注意点
奄美大島のバスを利用する際の注意点をご紹介します!バス事情をしっかりと把握し、利用しましょう。
奄美大島のバスは本数が少ない
奄美大島のバスは基本的に1時間に2本ほどのペースとなっています。
バスだけで移動を賄おうとすると、上手くプランを組まない限りバス待ちの時間が多くなってしまうかもしれません。
また、バス停の位置によっては早めの時間でバスが終わってしまうケースもあるため、事前に時刻表は十分に確認しておきましょう。
複数の観光スポットをまわるには非効率
本数の問題だけでなく、バスは行き先が限定されているという点でも観光に最適とは言えません。
バスで行き来できる場所はごく限られた範囲であり、バスさえ利用すればどこへでも行けるというほどのバス網は張り巡らされていないのです。
複数の観光スポットを効率的に巡っていくような観光プランを立てるのであれば、バス以外の移動手段も併用していきましょう。
「しまバス」とは?
奄美大島の中には3種類のバスの路線が運行していますが、そのうち『瀬戸内海浜バス』、『大和村直行バス』は限られたエリア内のみを走っているバスになります。
もう1種類の『しまバス』は、島全体に路線が通っているバスです。
『しまバス』は島民の足であり、日常的な交通網を担っているのはもちろん、奄美空港からも路線が出ているため観光にも利用しやすいバスとなっています。
フリーパスがお得?
観光の移動手段としてしまバスを利用するのであれば、フリーパスを利用するのも選択肢の一つとしておすすめできます。
これはしまバスの路線バスを乗り放題にできるパスであり、定められた期間内であれば何度でも自由にバスに乗れるようになるが特徴です。
1日: 2100円
2日: 3150円
3日: 4200円
子供・身障者: 上記料金の半額
〇購入場所
しまバス本社
港町待合所
奄美空港総合案内所
瀬戸内海浜バス営業所
アプリ経由での購入も可能 (利便性向上)
「しまバス」で巡れる人気の観光スポット
しまバスを利用して回るのにおすすめの観光スポットを順に見ていきましょう。
奄美大島には多数の観光スポットが存在していますが、その中からバス停から近く、アクセスしやすいものを5つピックアップさせていただきました。
いずれも何度も足を運びたくなるような魅力的なスポットばかりですので、ぜひ観光の際の参考にしていただければ幸いです。
奄美パーク
まずご紹介させていただくのは、奄美大島における観光旅行でぜひ足を運んでいただきたい施設「奄美パーク」です。
奄美パークは奄美大島をはじめとした奄美群島の観光拠点となっている施設であり、奄美の美しい自然、文化、歴史などを総合的に紹介する役割を担っています。
さまざまな観光情報を仕入れることもできるスポットなので、最初に足を運ぶのにはピッタリなスポットだと言えるでしょう。
スポットの特徴
奄美パークはいわゆる民俗資料館のような楽しみ方ができ、奄美に関するさまざまな知識を学ぶことができるスポットです。
しかし、ただ資料を漠然と眺めていくような施設とは一線を画しており、展示ホールは海の道、テーマウォール、シマの道、森の道という4つのゾーンで形成されています。
それぞれテーマ別に奄美の魅力がダイナミックな展示で紹介されており、大人はもちろんお子様でも飽きることなく楽しめる施設だと言えるでしょう。
また、奄美の自然をテーマに絵を描いた画家である田中一村氏の作品が展示された「田中一村記念美術館」も施設内にあるため、併せてご覧になってみてはいかがでしょうか。
鹿児島県奄美市笠利町節田1834
営業時間:9:00~18:00(7、8月のみ9:00~19:00)
最寄駅:奄美パーク内停留所降車
ハートロック
続いてご紹介させていただくのは、恋愛のパワースポットとして知られている自然景観「ハートロック」です。
ハートロックは干潮の時間帯にのみ姿を見せてくれる潮だまりであり、なんとも綺麗なハート型の形状をしていることで知られています。
恋愛のパワースポットというフレーズに興味を惹かれない方でも、その特徴的で美しい地形は一見の価値ありです。
スポットの特徴
ハートロックは奄美大島の中、赤尾木(あかおぎ)集落と呼ばれるエリアの東部に位置しています。
時間帯を外すとハート型を目の当たりにすることはできず、ベストなタイミングは干潮の前後1時間かつ波が穏やかな時ですので、潮位表で時期ごとの時刻を調べておきましょう。
ハートロックに至るまでの道も自然に囲まれていてとても美しく、2018年の大河ドラマ「西郷どん」ではドラマのロケ地として使用されました。
1月から3月にかけての時期にはアオサが繁茂し、ハートが緑に囲まれる形になるため、海の青さとで織りなされるコントラストでより一層の美しさを感じさせてくれるでしょう。
鹿児島県大島郡龍郷町浦110
営業時間:自然景観ですので、営業時間はありません。
最寄駅:東海岸
大島紬村
次は少し趣向を変えて、奄美大島に根付いた奥深い文化に触れられるスポットを見てみましょう。
大島紬とは奄美大島が誇る伝統的な織物であり、その美しさは国内に留まらず、海外からも高く評価を受けています。
「大島紬村」は、そんな大島紬の製造工場の見学などを楽しめるスポットです。
スポットの特徴
大島紬村には伝統工芸品である大島紬の織元製造工場が併設されており、本場奄美大島紬が作られていく工程をすべて見学させてもらうことができます。
伝統的な織機や車輪梅染め、泥染め、捺染といった多彩な工程をガイドの方から説明を受けつつ見ていくと、その精緻な技術と大島紬の美しさに息を漏らしてしまうこと請け合いです。
また、施設内は南国亜熱帯植物が多数植えられた庭園となっており、見学の道すがら奄美大島特有の自然を堪能することもできるでしょう。
泥染め体験や最高級大島紬を購入することなどもでき、大満足できること間違いありません。
鹿児島県大島郡龍郷町赤尾木
営業時間:9:00~17:00
最寄駅:大島紬村入口
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大浜海浜公園
奄美大島を訪れたのであれば、やはり美しいビーチに足を運んで思う存分海でのレジャーを楽しみたいところです。
そこでおすすめさせていただきたいのが、奄美大島でも屈指の人気ビーチである「大浜海浜公園」です。
無数にあるビーチの中でも足を運びやすく、多数の魅力にあふれたスポットとなっています。
スポットの特徴
大浜海浜公園は市街地から近い立地となっており、地元の方々と観光客の両方が年間を通してひっきりなしに足を運びます。
海浜公園と呼ばれているだけあって非常に整備が行き届いており、更衣室やトイレ、シャワーも完備されているため、お子様連れでも訪れやすいビーチだと言えるでしょう。
海水浴を楽しめるのはもちろん、各種アクティビティが盛んに行われているのも嬉しいポイントです。
「タラソ奄美の竜宮」、「奄美海洋展示館」といった展示施設なども敷地内に用意されていて、このビーチだけでも一日中楽しく過ごせます。
夕方のサンセットの美しさにも定評があるため、ぜひじっくり眺めていってみてはいかがでしょうか。
鹿児島県奄美市名瀬大字小宿大浜701−1
営業時間:24時間営業
最寄駅:平松町(交番前)
あやまる岬
最後にご紹介させていただくのは、奄美大島の中でも指折りの景勝地として呼び声が高い「あやまる岬」です。
あやまる岬は奄美大島の最北端に位置していて、太平洋に突き出している地形が特徴の岬です。
奄美大島の美しい自然景観を楽しみたいのであれば、ぜひこのスポットに足を運んでみましょう。
スポットの特徴
あやまる岬の魅力はなんといってもその景観で、東には喜界島、北にはトンパラ岩、眼下にサンゴ礁の海とソテツの木々と、奄美大島の魅力を詰め込んだような光景と出会えます。
また、あやまる岬に設けられている観光公園には多くのレジャースポット、アクティビティが用意されているため、景観だけでなく幅広い楽しみ方ができるでしょう。
絶景が見えるスポットにカフェがあり、ロケーションの良さから多くの人々の憩いの場となっています。
大人から子供まで楽しめる場所ですので、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
鹿児島県奄美市笠利町大字須野682
営業時間:自然景観ですので営業時間はありませんが、案内所とカフェは9:30~17:00の営業となっています。
最寄駅:あやまる岬
しまバス以外の路線バス
利用できる場面は限定されてきますが、しまバス以外の路線バスについての情報も押さえておくことをおすすめします。
行くエリアによっては有効に利用することができ、さらに観光の幅を広げてくれるでしょう。
名瀬と大和村を結ぶマイクロバス
村民の足として活躍
両替機がないため小銭必須
〇瀬戸内海浜バス
瀬戸内町内を巡るバス
エリア限定だが瀬戸内町観光に便利
しまバスとの乗り継ぎ可能なバス停あり
〇加計呂麻バス
加計呂麻島を走るバス
島内の観光スポット巡りに便利
事前に路線を調べておくといい◎
まとめ
今回は奄美大島について、観光旅行には欠かせない交通の便であるバスの情報をお届けさせていただきました。
バスを上手に利用すれば、よりディープに奄美大島を楽しむことができるでしょう。
この記事がみなさまの楽しい旅行の一助となれば嬉しく思います。
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