奄美大島へ行ったら金作原原生林へ行くべき理由!魅力や利用ルールを徹底解説
目次
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奄美大島の太古の森「金作原原生林」
2021年に世界自然遺産に登録された奄美大島は”東洋のガラパゴス”と呼ばれ、他の地域では中々見られないような固有種の生物がたくさん生息しています。その中でも金作原原生林は奄美大島の亜熱帯植物が多く残されている原生林です。
今回は金作原原生林の場所や利用ルール、服装、おすすめのツアーなどをご紹介します!
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奄美大島の亜熱帯植物に圧倒!
金作原原生林とは?
亜熱帯植物が天然のまま残っている原生林であり、植物以外にも天然記念物に指定されている動物が多く見られます。
金作原原生林の魅力
奄美大島に来たらぜひ訪れてほしい金作原原生林の魅力を3点ご紹介します!
金作原原生林の魅力
①手付かずの自然が残ったパワースポット
長い年月を経て作り上げられた金作原原生林は言葉では表せないパワーを放っています。現代では希少な豊かな自然を感じてみませんか?
金作原原生林の魅力
②亜熱帯特有の植物が今も残っている
金作原原生林には恐竜時代を思わせるような亜熱帯特有の植物が豊富に残っています。経験十分なガイドさんがその生態を教えてくれますよ!
映画「となりのトトロ」でトトロが傘として使っていた「クズワイモ」を見つけたら、ぜひ実際の傘のように使ってみてください♪
金作原原生林の魅力
③希少な動物との出会い
奄美大島は150万年前~100万年前にかけて大陸から切り離れ、その結果、島の内部で独自の生態系を築き上げたため、数々の固有亜種や固有種が生まれました。
動物の声や足音を頼りに本州では見られないような貴重な動物に出会えます♪
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金作原散策には認定ガイドの同行必須!
自然環境保護のため、金作原を利用する際には認定ガイドの同行が必須となります。
「奄美群島認定エコツアーガイド」を手配するか、ツアーに参加しましょう。利用者数(ツアー数)にも制限を設けているため、早めの予約をおすすめします!
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ツアー参加をおすすめする理由
奄美市内から金作原原生林入口までの道の状態は良いとはいえず、道幅が狭いところがあったり、雨が降ってくると土砂崩れがおき通行ができなくなることもあります。
さらに車を降りた場所から少し歩くのですが、ハブなどの危険な動物がいたり、携帯の電波が通らず連絡をすることができません。現地に慣れたツアーガイドの方と一緒に散策するのが安心です。
ツアーは奄美大島の中心地である名瀬から出ていることが多く、送迎付きのプランもあります。現地ガイドの動植物などの解説を聞けるので、より楽しい散策になりますよ♪
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金作原散策におすすめの服装・持ち物
服装は動きやすい格好(長袖・長ズボン推奨)で、運動靴を着用しましょう。
また、突然スコールと呼ばれる雨が降ってくることがあるので、防水機能がある上着または雨カッパを用意しておくのがおすすめです!
金作原原生林での注意点
金作原原生林は手付かずのまま自然が保存されている場所です。利用ルールを守って金作原原生林を楽しみましょう!
①ハブに注意
茂みにはハブがいる可能性があるので、決められた散策路以外には絶対に入ってはいけません。
②動植物を採らないこと
金作原原生林の動植物は保護されており、採ったり持ち帰ったりすることは禁止されています。
③ごみの投棄や焚火は禁止
金作原原生林があるエリアは、奄美市の水源地として保護されているため、水が汚れるような行為は一切禁止されています。奄美市役所や森林管理署が、定期的に巡回をして監視を行っています。
➡︎ツアー参加がおすすめ!
◯服装:長袖、長ズボン、運動靴推奨
◯持ち物:帽子、飲み物、虫除け、雨具(スコール対策)
◯金作原原生林でのルールはガイドの指示に従おう
➡︎生態系維持のため、動植物の採取やゴミの投棄は禁止されています。
現地スタッフ厳選!
金作原原生林ツアーをご紹介
奄美大島の自然を存分に楽しむのにおすすめのツアーをご紹介します!ぜひ参考にしてみてください。
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短時間でも楽しめる3時間お気軽コース!
金作原原生林トレッキングツアー
現地ガイドの話を聞きながらゆっくりと金作原原生林を散策するツアーです。小さなお子様からご年配の方まで気軽にご参加頂けます!
雨の日も楽しめるアクティビティとしても人気です♪
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亜熱帯植物に囲まれた特別な時間を☆
金作原原生林散策&マングローブカヤック
金作原原生林での散策とマングローブツアーがセットになったプランです。
木々に囲まれたマングローブの水面は穏やかなため、ゆったりとクルージングが楽しめます。森林浴を満喫しましょう♪
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金作原原生林で見られる動植物
金作原原生林で見られる動植物の一部をご紹介します♪
◯ノボタン
5月~7月の間に咲いていることが多いピンク色のきれいな花で、散策路ではなく林道沿いで見ることができます。
◯ヒカゲヘゴ
金作原原生林のシンボルともいえる亜熱帯のみに生息するシダ植物であり、日本で最も大きなシダ植物(大きなもので15m以上)です。生きる化石と言われており、ヒカゲヘゴが多く育つ場所で映画ゴジラのロケが行われたことでも知られています。
◯クワズイモ
トトロの傘のような大きな葉っぱです。大人でも葉陰に入れるほどのサイズです。
◯ギンリョウソウ
幽霊茸と呼ばれくすんだ白色をしています。春になるとキンリョウソウの群落が顔を出し花を咲かせます。
・ヒカゲヘゴ
・クワズイモ
・ギンリョクソウ
◯リュウキュウアカショウビン
前身朱色の珍しい鳥で、4月に奄美大島に渡ってきて9月頃まで子育てをするので、4~9月に見ることができます。比較的よく観察できる時期は4月中旬〜7月上旬で、ヘビ・カエル・オカヤドカリ・クマゼミなどを好んで食べており、干潮時に水面で餌を探している姿がよく目撃されているそうです。
◯ルリカケス
奄美大島でしか見ることができない鳥であり、天然記念物に指定されています。瑠璃色と褐色を持った珍しい鳥ですが、実はカラスで「ギャアー」と鳴きます。
◯アマミノクロウサギ
国の天然記念物に指定されているクロウサギで、奄美大島でしか見ることができません。うさぎの祖先と言われており、耳や足が通常のうさぎより短く、飛び跳ねることもありません。
昼間は斜面や岩の隙間、樹の洞窟などに作った巣穴の中でひっそりと休んでいる夜行性動物です。
◯イボイモリ
固有種であり見つけたらラッキーといえるくらい珍しいイモリです。身体は基本的には黒色で、1年を通して湿っている場所や産卵場になる水辺などに生息しています。
天然記念物に指定されており(沖縄県・鹿児島県にて)、個体数が徐々に減少しているため捕獲・譲渡は原則禁止です。
◯アマミイシカワガエル
奄美大島でしか見ることができない珍しいカエルです。身体の色は黄緑色で黒色の斑点が入っており、日本一美しいカエルとも呼ばれることがあります。
2003年には鹿児島県の天然記念物に指定されており、生息環境の悪化によって個体数が減少しています。
◯アマミトゲネズミ
野生では主に奄美大島でしか見ることができないネズミで、島の南東部や北東部に生息しています。夜行性で、オス同士では行動範囲が重複しないということが特徴です。
・ルリカケス
・アマミノクロウサギ
・イボイモリ
・アマミイシカワガエル
・アマミトゲネズミ
まとめ
亜熱帯特有の植物や動物が多く生息している金作原原生林では、貴重な出会いや癒しが待っています。
しかし道路が舗装されていなかったり、注意が必要な動物もいるので、金作原原生林へ行く際は認定ガイドを付けるか、ツアーに参加し安全に留意して散策しましょう♪
同行する現地ガイドの方は様々な知識を教えてくれるため、より金作原原生林を楽しむことができます!
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