奄美大島の台風について知っておこう!台風シーズンの特徴と注意点を徹底解説
目次
奄美大島の台風について知っておこう!
台風シーズンの特徴と注意点
奄美大島観光において大きなネックとなるのが、奄美大島を襲う台風です。
今回は奄美大島への観光旅行を思う存分に楽しんでいただくため、台風シーズンや特徴と対策を含んだ奄美大島台風情報についてご紹介いたします。
奄美大島の台風の特徴とは?
まずは奄美大島の台風シーズンについてみていきましょう。
過去10年間の気象庁の情報に基づくと、主に7月から10月にかけて台風が訪れる傾向がありますが、奄美大島への台風の接近数宇は年によってかなりばらつきがあります。
「奄美大島って毎年台風がたくさん来るのでは?」という強い印象を持たれている方もいらっしゃるかもしれませんが、実は年によっては台風の影響がほとんど見られない場合もあります。
例えば、気象庁が発表しているデータから近年のものを確認してみると、下記のように台風が少ない年もあれば、多い年もあることがわかります。
接近数:6月から8月にかけて計2つ
◆2022年
接近数:7月から9月にかけて計5つ
◆2021年
接近数:8月に2つ
◆2020年
接近数:8月から9月にかけて計4つ
◆2019年
接近数:10月に1つ
◆2018年
接近数:6月から10月にかけて計9つ
※参考:気象庁
つまり奄美大島に影響を及ぼす台風の数は年ごとにばらつきが多く、毎年必ず深刻な影響があるとは言えません。
奄美大島観光に興味はあるけれど、台風のリスクが心配だからやめておこう、といった考えはもったいないと言えるでしょう。
台風シーズン中の奄美大島での過ごし方
とはいえ、奄美大島に旅行に行くのであれば、台風の存在を念頭に置いておくことは大切です。
長期予報などを入念に確認していたとしても、ある程度日程の長い旅行となると台風に遭遇してしまう可能性も考慮しておかなければなりません。
上でご紹介させていただいた台風のデータは「接近数」であり、300km圏内に入ったものだと気象庁では定義づけられています。
直撃した台風の数ではないため、台風の規模によっては暴風雨ほどの影響は出ないというケースも含まれているのが特徴です。
奄美大島滞在中に台風が直撃した場合は安全な屋内で通り過ぎるのを待機する必要があります。
貴重な旅行中の日程を無駄なく過ごすためにも、台風の影響を受けにくい屋内観光のプランを組んでおくといいかもしれません。
以下に台風の影響を受けることなく楽しみやすい奄美大島ならではの屋内観光プランをいくつかピックアップしましたので、順にチェックしていきましょう。
①泥染・藍染体験
台風の影響を受けずに楽しめる遊び方として紹介させていただきたいのが、奄美大島の伝統工芸である大島紬の技術に触れる体験プランです。
奄美大島にはさまざまな特有の文化が存在していますが、その中でも特に世界的に高い評価を受けているのが大島紬です。
大島紬は泥染と呼ばれる手法を用いて染色が行われるのが特徴で、染料に浸した糸を泥田に浸して揉み込むという独特の手法によって作られています。
泥田に浸すと言っても仕上がりは非常に繊細で、美術品と呼ぶのに相応しいような美しい色合いと、さまざまなシチュエーションの着用に耐えられる丈夫な風合いが特徴と言えるでしょう。
そんな大島紬特有の手法である泥染を、奄美大島では約90分の所要時間で体験することができます。
お子様からご高齢の方まで年齢を問わず、天候の影響を受けることなく楽しむことができ、奄美大島の文化に触れることができるでしょう。
伝統的な染めの手法である藍染も併せて体験できるため、大変おすすめのアクティビティとなっています。
なお、泥染や藍染の体験時には服が汚れてしまう可能性が高いため、汚れても問題ない服装で行くようにしましょう。
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②機織り体験
大島紬は泥染の工程だけでなく、職人の手によって伝統的な工法で仕上げられる機織りの工程にも特徴があります。
機織りと聞くと難しそうに感じてしまうかもしれませんが、丁寧なレクチャーが用意されていて、お子様でも楽しむことができるため安心して参加していただくことが可能です。
大島紬は本来であれば1着の製作に半年から1年という長い期間が必要であり、購入しようとするとそれなりの金額が必要になります。
そんな大島紬の文化に比較的リーズナブルな価格で触れることができ、さらに織った布はお土産として持ち帰ることができるのも嬉しいポイント。
お子様の夏休みの自由研究などにもうってつけの体験ですので、ご家族で参加されるのもおすすめです。
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③着付け体験
大島紬はゴブラン織・ペルシャ絨毯と並び、世界三大織物と称されている存在であり、奄美大島や国内の枠を超えて世界から熱い注目を集めています。
しかし、大島紬は製作に時間がかかることから価格が高く、物によっては反物の状態で100万円を上回ることもあります。
着てみたいと思っても、なかなか容易に手を出せる金額ではないのが実情です。
そこでおすすめさせていただきたいのが、本物の大島紬の着付け体験ができるこちらのアクティビティ。
お手頃な価格で、一年を通して天候に関係なく大島紬の着付けを体験させてもらうことができます。
もちろん着付けに関しては専門のスタッフが行うため、着物に関する知識は一切必不要です。
旅行の記念に美しい大島紬を身にまとった写真を撮影されてみてはいかがでしょうか。
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台風前後でも開催率の高いアクティビティ
せっかく奄美大島を訪れたなら、なんとしても屋外で遊びたいという方も多いのではないでしょうか。
台風の前後であれば開催されている可能性が高いアクティビティもいくつか挙げられます。
ご紹介いたしますので、しっかりとチェックしておきましょう!
台風前後でも開催率の高いアクティビティ
マングローブカヌー
まず、開催率の高いアクティビティとしてご紹介させていただきたいのが、マングローブ林をカヌーで抜けていくマングローブカヌーです。
マングローブとは南国に見られる特有の植物であり、水辺に樹木を生やす巨大な姿が特徴となっています。
そんなマングローブ林の間をカヌーに乗って悠々と通れば、奄美大島特有の素晴らしい旅情を楽しむことができるでしょう。
マングローブカヌーが台風の前後でも催行率が高くなっている理由としては、マングローブ林が風や雨を遮ってくれるという点が挙げられます。
台風前後のアクティビティの開催が難しいのは、台風の前兆や余波としての風雨が原因ですが、その影響を受けにくいマングローブカヌーであれば、十分に楽しむことができるのです。
また、カヌーの操船が不安な方もいらっしゃるかもしれませんが、カヌーは比較的難易度が低く、親しみやすいアクティビティとなっています。
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台風前後でも開催率の高いアクティビティ
エコツアー
奄美大島は2021年7月、日本で5番目の世界自然遺産に登録されたほど、自然に恵まれた島です。
温暖な気候の中、動植物が豊かに育っており、様々な固有種や絶滅危惧種に指定された生き物たちの姿を目にすることができるでしょう。
森林から海辺まで、幅広い景観に触れることができるのがエコツアーの大きな魅力です。
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台風前後でも開催率の高いアクティビティ
ガイド付き奄美大島観光ツアー
ガイド付き奄美大島観光ツアーは奄美の生物多様性と文化の両面を体験することができます。
現地を熟知したガイドが、メジャースポットから隠れたディープな場所まで、参加者の興味に合わせて様々なスポットをご案内します。
ご家族や友人との旅行はもちろん、一人旅にも最適なこのプランで、奄美大島の魅力を存分に楽しんでみませんか?
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台風シーズンの対策と注意点
大切なポイントとして覚えておきたいのが、台風に直面してしまった際の食料の確保です。
奄美大島では食料品や日用品の多くがフェリーによる輸送で届けられているため、台風の影響によってフェリーの欠航が続くと島内の食料が品薄になってしまいます。
食事付きのホテルに宿泊していると安心です。
台風の前後に困ってしまうことがないよう、事前に日持ちして携行性が高い食品などを用意しておくといいでしょう。
◆最寄りの避難場所の確認を!
最寄りの避難場所については事前に調べて把握しておきましょう。
奄美大島ではレンタカー必須!
早めにレンタカーを予約しておこう
奄美大島の美しい景色を存分に楽しむために、レンタカーの利用をお勧めします。
海岸線をドライブしながら、奄美大島特有の壮大な自然や隠れたビーチを堪能してください。
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まとめ
今回は奄美大島観光に役立つ情報として、台風に関する知識をお届けさせていただきました。
奄美大島観光をしっかりと楽しむためには、土地特有の気象についても把握しておくことが大切です。
台風は観光の妨げになる大きなトラブルですが、事前に知識を身につけておけば、過度に恐れることなく柔軟な観光を楽しむことができるでしょう。
ぜひこの記事を参考に、台風シーズンに負けずに奄美大島への旅行を楽しまれてください!
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