奄美大島の中心地「名瀬」ってどんなところ?人気の観光スポットやおすすめのツアーをご紹介
目次
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奄美大島の中心地「名瀬」はどんな場所?
奄美大島に旅行する際、多くの人の観光の拠点になるのが奄美市の中心地にある「名瀬」です。
名瀬には奄美大島の中核都市として行政機関があるだけでなく、文化施設や商業施設が集中しており、ホテルも多数存在します。
今回は、そんな奄美大島を代表する名瀬周辺にあるおすすめの観光スポットや名瀬から参加できるツアーなどもご紹介します。
ぜひ奄美大島を旅行する際の参考にしてみてください。
◆名瀬のおすすめ観光スポットを知りたい方
◆名瀬へ旅行を検討している方
◆名瀬で楽しめるツアーが知りたい方
名瀬(なぜ)エリアの特徴
名瀬は、奄美空港から車で約1時間ほどの場所にあり、奄美諸島の中心地となっています。
フェリーの定期運航している名瀬港もあるため、奄美大島から他の島へ足を伸ばす場合も大変便利な場所です。
今回は名瀬について3つの観点から紹介していきたいと思います。
特徴①人気の観光スポットが多い
名瀬にある観光スポットの代表として挙げられるのが、金作原原生林です。
この場所は、天然の亜熱帯植物が観察でき、奄美大島の大自然を全身で感じられる場所であることから、人気の観光スポットになっています。
その他にも有名な観光スポットが点在しており、大浜海浜公園・大熊展望広場など奄美大島を眺望できる観光地などが人気です。
奄美大島ならではのアクティビティを体験する場所も多いので、観光を楽しむには外せない場所になっているという特徴があります。
特徴②大島紬のふるさと
名瀬は、奄美大島の伝統工芸品である「大島紬」の故郷としても有名な場所です。
大島紬の歴史や文化を学びながらワークショップなども楽しめ、大島紬の博物館や観光庭園もあります。
ワークショップでは、着付け体験・はた織体験・泥染体験ができ、一点もののお土産作りや貴重な体験ができると好評です。
また、多くの大島紬製品が集まってくる場所でもあり、他には売っていないお気に入りの大島紬を発見できるかもしれません。
大島紬は、世界三大織物として日本を代表する織物であるため、観光の際にはぜひ大島紬に触れる体験をしてみましょう。
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特徴③ショッピングやグルメを楽しめる
名瀬は、奄美市の人口の8割を占めている地区で、屋仁川通りを中心とした飲食店街が多数存在し、お土産探しを含むショッピングやグルメを楽しめる場所です。
歩き疲れたら休憩できるカフェも多いので、無理せず休憩しながら散策を楽しめます。
グルメは、島ごはんが食べられるお店や島唄が聴ける居酒屋が人気です。
奄美大島で人気の郷土料理は、鶏飯・油ぞうめん・島とうふ料理・海鮮丼・島豚料理・島フルーツジェラート・黒糖スイーツなどがあります。
奄美大島を「食」の方向から堪能できるお店が数多くありますので、美味しい郷土料理を食べたい方は名瀬で人気のお店を探してみましょう。
名瀬周辺の人気観光スポット10選
名瀬は周辺の観光スポットも充実しており、観光の拠点としても便利な場所です。
ここからは、名瀬周辺の人気の観光スポットを10箇所ご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
雨が降っても楽しめる場所もありますので、天気が良くない時のためにチェックしておくのもおすすめです。
金作原原生林
「金作原原生林」は、亜熱帯の木々や植物が生息している原生林です。
アマミノクロウサギやイシカワガエルなどの貴重な生物も生息しており、現在はエコツアーガイドが同行しないと散策ができません。
ジャングルの中を歩くタイプの観光であるため、長袖長ズボン・スニーカー・虫除けなどをあらかじめ用意しておくと安心です。
スポットの特徴
1億年前以上に誕生した太古の植物「ヒカゲヘゴ」の群生地は、恐竜時代を彷彿とさせてくれるフォトジェニックなスポットです。
この植物は、日本最大のシダ植物で高さが10メートル以上もあるものもあり、その姿には圧巻されます。
他にも、傘になりそうなぐらい大きな葉っぱの「クワズイモ」や樹齢150年の大木もあり、見応え抜群です。
ゴジラなどの映画に使われたロケ地でもあるので、聖地巡礼の旅としても人気があります。
過去にタイムスリップしたような不思議な感覚になれる場所なので、大地のパワーを全身で体感しましょう。
住所:鹿児島県奄美市名瀬大字朝戸
アクセス:奄美空港から車で約1時間半、名瀬市内から車で約55分
駐車場:なし
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大浜海浜公園
奄美十景にも選ばれた「大浜海浜公園」は、奄美観光の入り口のような場所です。
奄美海洋展示館・OHAMA SEA SIDE PARK・小浜キャンプ場・サンセット大浜などの施設が集合しており、観光をじっくり楽しめるようになっています。
奄美大島にある海浜公園の中でも特に人気がある場所なので、観光プランに組み込んでおくと間違いないでしょう。
季節を問わず、カップルから家族連れまで楽しめる場所なので、ぜひ一度は訪れてみてください。
スポットの特徴
自然が豊かな場所にある海浜公園で、海も山も楽しめるという特徴があります。
美しい珊瑚礁にクマノミが生息している場所が近くにあるので、シュノーケリングスポットとしても人気です。
亜熱帯の植物や野鳥も観察でき、奄美大島の自然を堪能できる場所と言えるでしょう。
また、サンセットスポットとしても人気がある場所なので、サンセット大浜でBBQを味わいながら夕日を眺めるのもおすすめです。
住所:鹿児島県奄美市名瀬小宿大浜701-1
アクセス:奄美空港から車で約1時間、名瀬市内から車で約20分
駐車場:あり
おがみ山公園
奄美市の名瀬地区を一望できる公園が、「おがみ山公園」です。
地元の方のウォーキングスポットとしても人気で、憩いの場にもなっており、亜熱帯植物を眺めながら散策が楽しめます。
標高は236メートルとそこまで高くない山ですが、つづらおりの山道は結構ハードな道のりです。
しかし、登った先の展望は絶景だということから、多くの方が訪れる名所となっています。
名瀬地区から歩いて行けるので、朝ごはん前に訪れると爽快な朝を迎えられるでしょう。
スポットの特徴
かつては集落の祭事が行われていた神聖な場所が、おがみ山です。
昔から神の山として信仰されている山で、名瀬の町並みを一望できる場所という特徴があります。
上り坂と階段の遊歩道を進んだ先に展望広場・復帰記念碑・遊具広場などがあり、晴れた日に訪れると気持ちの良い観光が楽しめるでしょう。気軽に亜熱帯の植物や野鳥を観察できるスポットとしても、非常におすすめです。
住所:鹿児島県奄美市名瀬久里町6–5
アクセス:奄美空港から車で約45分、名瀬市内から車で約5分
駐車場:なし
奄美博物館
奄美大島唯一の博物館が、「奄美博物館」です。
こちらは雨が降っても楽しめるスポットで、奄美の海・自然・歴史・文化を学べる場所になっています。
急なスコールや天候の崩れで予定がキャンセルになって訪れた場合も、屋内なので安心です。
写真パネルや映像で奄美大島について展示してあり、観光巡りする前に訪れ、奄美大島について学んでおくと、さらに充実した観光ができるでしょう。
名瀬地区からもアクセスがよい場所にあるので、観光の予定に組み込んでみてください。
スポットの特徴
奄美博物館では、奄美の海・奄美の歴史・奄美の自然の順に展示ブースがあり、じっくりと奄美大島を学習できるようになっています。
1Fの展示室は、「黒潮に育まれた奄美」と題して、奄美大島に生息する珍しい生き物の展示もあり人気です。
2Fの展示室は、「境界の歴史に育まれた奄美」と題して、幕末の挿絵と民具の実物で歴史を紹介しています。
3Fの展示室は、「亜熱帯雨林に育まれた奄美」と題して、ジオラマやパネルを展示したり民話の絵本が置いてあったりする展示室です。
実際に触って楽しむ展示もあるので、じっくりと見て回ればボリューム感ある観覧時間となるでしょう。
住所:鹿児島県奄美市名瀬長浜町517
アクセス:奄美空港から車で約50分、名瀬市内から車で約6分
駐車場:あり
マテリヤの滝
奄美フォレストポリス内にある、美しく神々しい滝が「マテリヤの滝」です。
古くから奄美大島の住民の憩いの場になっていた場所で、滝つぼに流れ落ちる水を眺めているだけで癒されます。
神秘的な場所なので、ひんやりとした清涼感を味わうことができます。ヒーリングスポットを探している方には、大変おすすめのスポットです。
「本当に美しい太陽の滝壺」と言われているマテリヤの滝で、日頃の疲れを癒しましょう。
スポットの特徴
自然が豊かな場所にあるマテリヤの滝は、海以外にも奄美大島の美しい場所があることに気付かせてくれる観光スポットです。
名瀬地区から1時間ほどで到着するのでアクセスもよく、人気のパワースポットになっています。散策するだけでも楽しめますが、ツアーで参加するとマテリヤの滝を肌で感じる体験ができるのでおすすめです。
住所:鹿児島県大島郡大和村名音
アクセス:奄美空港から車で約50分、名瀬市内から車で約6分
駐車場:あり
田中一村終焉の家
田中一村は、昭和33年に生涯最後の作品を奄美大島で取り組みたいと移住した画家です。田中一村終焉の家は、そんな彼が絶命するまで住んでいた家です。
50歳の時に奄美大島に移り住み、69歳までの間に奄美大島をイメージした作品を多く描きましたが、生前は注目されることなく、無名のままひっそりと亡くなりました。
1980年頃に「大胆な絵のタッチがゴーギャンのようだ」と注目されるようになり、ようやく才能が認められました。その田中一村が長年住んだ長屋からようやく移り住んだこの家で過ごしたのは、わずか10日間と短いものでした。
田中一村終焉の家は、中に入ることはできませんが外観などを見て回ることができます。
スポットの特徴
日本のゴーギャンと呼ばれている田中一村が孤独死した家は、移設保存された観光スポットです。
大島紬の染色工として働き生活を切り詰めながら、ようやく手に入れたこの家を御殿のようだと喜んでいた矢先に心臓麻痺を起こした彼を偲ぶ場所として、訪れてみるとよいでしょう。
一村の生き方に触れ、自分を客観的に振り返れるような観光ができます。価値観が変わるような体験になったという口コミもある場所なので、ぜひ訪れてみてください。
住所:鹿児島県奄美市名瀬有屋38–3
アクセス:奄美空港から車で約35分、名瀬市内から車で約10分
駐車場:あり
奄美観光ハブセンター
「奄美観光ハブセンター」は、ハブの生態を知りハブに噛まれない知識を説明してくれる施設です。
ハブとマングースのショーの映像も見られるので、怖いもの見たさで訪れる方も多くいます。ハブ取り名人の中本さんが建設した歴史的な施設で、そういった背景も見所の一つでしょう。
昭和を感じる建物の造りも魅力的で、ノスタルジーな観光をしたい方にもおすすめの場所です。
スポットの特徴
こちらの施設では、飼育している本物のハブが見られます。
このスポットで注目なのが、ハブとマングースのショーの映像上映です。15分ほどの上映ですが、ハブの生態の秘話や豆知識などが面白くまとめられており、満足度が高い展示になっています。
ハブの体内から取り出された動物の標本やホルマリン漬けなど、ここでしか見ることができない展示ばかりなので、旅の思い出話にもなるでしょう。
住所:鹿鹿児島県奄美市名瀬長浜町3–15
アクセス:奄美空港から車で約45分、名瀬市内から車で約5分
駐車場:あり
宮古崎ササント
名瀬から車で30分ほどの場所にある東シナ海が一望できる場所が、「宮古崎ササント」です。
宮古崎駐車場から徒歩で20分ほど歩きますが、道すがら岬一帯に腰ぐらいの長さのリュウキュウチクの群生地を通って行くことから、圧巻の景色が堪能できると人気になっています。
冬場にイルカやクジラが見られるスポットとしても有名です。
スポットの特徴
この場所は、特別な景観が見られる場所として奄美群島国立公園の第3種特別地域に指定されています。
大河ドラマ「西郷どん」のオープニングのロケ地でもあるので、今でも聖地巡礼で訪れる方が多い観光地です。
街灯やトイレなどはないので、夜に行くのは控え、トイレを済ませてから訪れるとよいでしょう。また、自動販売機などもないため、熱中症にならないよう飲み物を持参して行くことをおすすめします。
住所:鹿児島県奄美市名瀬大字根瀬部
アクセス:奄美空港から車で約65分、名瀬市内から車で約30分
駐車場:あり
大熊展望広場
大熊展望広場は、名瀬港や名瀬市街を一望できる観光スポットです。
夏に訪れると水平線に沈んでいく夕日スポットとしても人気の場所で、絶景が好きな方におすすめです。展望広場には、ガジュマルの木があり、奄美大島らしい景色も楽しめます。
スポットの特徴
名瀬から龍郷方面へ車を走らせて行くと、大熊展望広場の看板が見えてきます。
急勾配の坂の上にある展望広場なので、その景色は素晴らしいものです。
夜景を楽しむにも絶好のスポットとなっており、ロマンチックな風景を楽しみたい方は夜に訪れてみるといいでしょう。
住所:鹿児島県奄美市名瀬大字大熊
アクセス:奄美空港から車で約40分、名瀬市内から車で約15分
駐車場:あり
小浜キャンプ場
大浜海浜公園内にある「小浜キャンプ場」では、海水浴場が目の前にあるため、海水浴やシュノーケリングが楽しめます。
デイキャンプにも対応しているので、BBQをするためにこちらのキャンプ場を利用する方も多いです。
シャワーや更衣室なども綺麗で、奄美大島の海を堪能する観光スポットを探している方は、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
スポットの特徴
こちらのキャンプ場を使用するには、大浜海浜公園にある海洋展示館で受付が必要です。
受付をしないで小浜キャンプ場に向かってしまうと、引き返さないといけなくなるので注意しましょう。この施設では、利用料を払えば炊事場・東屋・休憩小屋・トイレ・シャワー・更衣室などが使用できます。
住所:鹿児島県奄美市名瀬大字小宿673
アクセス:奄美空港から車で約1時間、名瀬市内から車で約15分
駐車場:あり
名瀬で楽しめるおすすめのツアー
名瀬周辺には、たくさんの観光スポットがありますが、効率的にその観光スポットを巡るツアーもあります。
ガイド同伴でないと行けない場所もあるので、ぜひツアーに参加して充実した奄美大島観光を楽しんでみてはいかがでしょうか。
金作原原生林ツアー
金作原原生林の中に入るためには、2019年から認定エコツアーガイドの同行かツアー参加が必須になっています。
奄美市から現地までの送迎や散策ポイントの案内があるので、安心ですが、険しい山道や突然のスコールを想定して参加すると良いでしょう。環境保全のため利用者数(ツアー数)に制限があるため、事前予約が安心です。
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マテリアの滝ツアー
観光では行きにくい「湯湾岳」の山歩きとマテリヤの滝観光がセットになったツアーや、滝とマングローブカヌーがセットになったツアーがあります。
フォトスポットが充実しているのも魅力でしょう。中には1日1組限定のツアーもありますので、お早めにご予約されることをおすすめします。
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まとめ
奄美市の中心にある名瀬は、観光・ショッピング・グルメに特化したエリアです。
奄美空港から車で約1時間ほどでアクセス可能で、周辺にはホテルも多くあります。
昼は観光を楽しみ、夜は居酒屋や郷土料理を堪能できる場所なので、観光の拠点に名瀬を選ぶと快適な旅行が楽しめるでしょう。
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