奄美群島の島のひとつ『徳之島』の魅力とは?行き方・観光スポットもご紹介!
長寿の島とも言われる『徳之島』

徳之島は、鹿児島本土と沖縄の中間にある奄美群島の一つで、奄美大島よりも南に位置しています。
周囲約89キロメートル、面積約247キロ平方メートルで、人口は約2万1568人(2023年5月現在)です。
島の産業は、農業、畜産業などが主で、特に約500年の歴史がある闘牛が知られています。
かつてギネスブックに認定された100歳を超える人が多いことから「長寿の島」とも呼ばれています。

徳之島の山岳地帯は亜熱帯照葉樹林で覆われており、絶滅危惧種で国の特別天然記念物であるアマミノクロウサギをはじめとする希少な動植物が多数生息しています。
世界的にも希少な固有種、絶滅危惧種が生息・生育していることが評価され、奄美大島とともに、2021年(令和3年)7月に世界自然遺産に登録されました。
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徳之島へのアクセス方法

徳之島は、東京や大阪など主要都市からの直行便はなく、鹿児島や奄美大島を経由する飛行機やフェリーでアクセスできます。
飛行機、フェリーとも利用しやすいですが、台風シーズンは運航状況の確認をしましょう。
徳之島空港(愛称は徳之島子宝空港)は天城町にあり、鹿児島からのフェリーが入港する平土野港(へとのこう)に近いです。
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徳之島へ飛行機で行く方法

飛行機の直行便で徳之島にアクセスできるのは、鹿児島空港と奄美空港からのみとなっています。
本数は少ないですが、奄美大島から飛行機を利用するのが最短です。
鹿児島空港からと奄美空港からのアクセスに関する詳細は下記をご参照ください。
航空会社名:JAL(日本航空)
フライト本数:1日4便
所要時間:約1時間〜約1時間20分
◆奄美空港から
航空会社名:JAC(JALグループ)
フライト本数:1日2便
所要時間:約35分
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徳之島へフェリーで行く方法

徳之島へのフェリーのアクセスは、鹿児島からの2航路があります。
「鹿児島本港(北埠頭)」と「鹿児島新港」からの航路で、徳之島ではそれぞれに到着する港が異なるため、注意が必要です。
鹿児島本港(北埠頭)発の運航会社は奄美海運で、週5便(土・日曜は休航)運航しています。
喜界島・奄美大島など奄美群島を経由して徳之島の西側にある平土野港に入港します。
鹿児島出港時刻:夕方17時30分
徳之島到着時刻:翌日の12時20分
所要時間:約19時間

奄美大島からフェリーに乗る場合は、市街中心部にある名瀬港、もしくは南部にある古仁屋港からの2つのオプションがあります。
運航会社名:奄美海運
名瀬出港時刻:朝の7時30分
徳之島到着時刻:昼の12時20分
所要時間:約4時間50分
◆古仁屋港から
運航会社名:奄美海運
古仁屋出港時刻:朝の10時
鹿児島到着時刻:昼の12時20分
所要時間:約2時間20分
古仁屋港からだと乗船時間は約2時間20分ですが、名瀬港からだと古仁屋に停まる時間なども含めると、約4時間 50分ほどかかってしまいます。
そのため、名瀬港からフェリーで徳之島を目指される場合は、以下に説明する方法で亀徳(かめとく)港を目指すのが最短でしょう。

鹿児島新港発の運航会社は、マルエーフェリーとマリックスラインの共同運航です。
便数は週3便~4便で、沖縄本島の那覇行き便が奄美群島に寄港し、徳之島では島の東側にある亀徳港に入港します。
鹿児島出港時刻:夕方18時
徳之島到着時刻:翌朝の9時10分
所要時間:約15時間
奄美大島の名瀬港から出発した場合の詳細は下記をご参照ください。古仁屋港には停まりません。
乗船時間は前述した方法よりも短いですが、出発時間が早朝のため、早起きが苦手な方にはおすすめできません。
運航会社名:マルエーフェリーとマリックスライン(共同運航)
名瀬出港時刻:朝の5時50分
徳之島到着時刻:朝の9時10分
所要時間:約3時間20分

船旅は、飛行機に比べて天候の影響を受けやすく、特に台風シーズンや北風が強い冬季は欠航する傾向があります。
そのため、確実に徳之島に行きたいという方は飛行機の選択がおすすめです。
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徳之島内の交通手段

バスは本数が少なく、徳之島には流しのタクシーが無いため、レンタカーの利用が一番便利でしょう。
レンタカーは、空港・平土野周辺にトヨタ、オリックス、タイムズなど各社が集まっています。
また、参考までにレンタカーで島を一周すると、ノンストップで約3時間です。
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タクシーを利用する場合は、空港か港で待機しているものに乗るか、ホテルやお店に配車を依頼する必要があります。
バスは、空港~亀津が1日6便~8便、平土野~伊仙町役場~亀津は1日3便~4便しか走っていません。
限られた時間内に効率よく徳之島を観光するには、やはりレンタカーがおすすめです。
徳之島は闘牛が有名?

徳之島は、500年以上の歴史がある「闘牛」が有名で、毎年全国各地から多くの観光客が闘牛目当てに訪れます。
島にいる牛は約400頭で、朝夕には、海岸などを牛が散歩する姿が見れるでしょう。
大会前になるとタイヤに頭をぶつけるなど、牛のトレーニング風景も見られるかもしれません。
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徳之島の闘牛の歴史

徳之島の闘牛は、元々、農耕作業で牛同士が縄張りをめぐって喧嘩を始めたことが発端といわれ、江戸時代には島民唯一の娯楽として広まりました。
第二次世界大戦後は、徳之島では徳之島闘牛組合が設立され、入場料を徴収して運営されるようになりました。
さらに、1967年(昭和42年)には、徳之島町、天城町、伊仙町の3町に闘牛協会が組織され、この3町の協会をまとめた徳之島闘牛連合会へと発展していきました。
現在、日本では愛媛県の宇和島や島根県の隠岐島などで闘牛大会が開催されていますが徳之島の闘牛は、その中でも「最も熱い!闘牛大会」と言われています。
徳之島の闘牛イベント

徳之島の闘牛で一番有名な全島大会は1月、5月、10月と年3回で、島全体が賑わいます。
その他の大会も年間およそ20回程度開催されていますが、闘牛大会での最高峰のタイトルは「全島一横綱」です。
約1トンもの巨大な牛と牛が、直径約20メートルのリング内でぶつかり合う様は迫力満点だと言えるでしょう。
勝負は、逃げ出したほうの牛が負けとなり、数十秒で決まることも、延々と約30分以上も闘い続けることもあります。
島で一番大きな闘牛場「徳之島なくさみ館」

出典:徳之島観光連盟
徳之島なくさみ館は、伊仙町にある島で一番の大きさを誇る闘牛場です。
屋根がついた全天候型の闘牛場で、試合がない時でもドームの見学ができます。
タイミングがあえば、稽古する牛の様子や練習試合を見られるかもしれません。
また、徳之島なくさみ館には闘牛の歴史などを紹介する資料展示室が併設されており、闘牛ファンには必見のスポットと言えるでしょう。
徳之島の絶景スポット3選

徳之島の見所は闘牛だけではありません!
ここでは徳之島のおすすめの絶景スポットを3つ紹介しますので、一緒に詳しく見ていきましょう。
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①犬の門蓋

徳之島の絶景スポットを代表する「犬の門蓋(いんのじょうぶた)」は、東シナ海に面し、サンゴ礁の海岸線に沿って約1キロメートルも断崖や洞窟が続く地形です。
剣のような岩や、穴が2つ空いた「メガネ岩」など古代の遺跡のよう奇岩が点在しています。
駐車場から歩いてすぐの展望台からの景色は絶景で、運が良ければ、12〜4月の期間にザトウクジラの姿が見れるかもしれません。
②畦プリンスビーチ

徳之島の北東部にある「畔(あぜ)プリンスビーチ」は、サンゴ礁に囲まれた白い砂浜が約1.5キロメートルにわたって続く海浜公園です。
1972年(昭和47年)に当時の皇太子殿下と美智子妃殿下が訪れたことに名前の由来があります。
海水浴やシュノーケリングなどのマリンスポーツに最適で、透き通った徳之島ブルーの海を満喫できるでしょう。

ただし砂浜は細かく砕けたサンゴで出来ているため、裸足で歩くと痛みを感じるかもしれません。
そのため、できればビーチサンダルやマリンシューズを用意しましょう。
なお公園内には、更衣室、シャワー室、トイレも完備しているので安心して遊ぶことができます。
③犬田布岬

島の南西部にある「犬田布岬(いぬたぶみさき)」は、隆起石灰岩の海食崖が続く奄美十景のひとつです。
丸く弧を描く水平線が見渡せ、晴れた日には離着陸の際に飛行機の窓から見える妊婦さんのような山容の「寝姿山」が望めます。
岬の先端近くには、1945年(昭和20年)4月に沖縄への水上特攻作戦で、沖合で沈没した戦艦大和を中心とする大和艦隊の「特攻戦艦隊戦没者」の慰霊碑が立っています。
徳之島の魅力に関する
よくある質問(FAQ)
徳之島の魅力は、手つかずの自然と独自の文化です。透明度の高い海や美しいビーチ、豊かな森など自然環境が残っており、ゆったりとした島時間を楽しめます。また、闘牛文化など独特の伝統も徳之島ならではの魅力です。
徳之島は2021年に奄美大島などとともに世界自然遺産に登録されました。アマミノクロウサギなど希少な生き物が生息する豊かな生態系が評価され、世界的にも貴重な自然環境を持つ地域として認められています。
徳之島には犬の門蓋(いんのじょうふた)やムシロ瀬、金見崎ソテツトンネルなどの自然景観が有名です。迫力のある断崖絶壁や海の景色を楽しめるスポットが多く、写真映えする場所としても人気があります。
徳之島では古くから闘牛文化が盛んで、島の伝統行事として現在も大会が開催されています。また、島唄や伝統行事など地域に根付いた文化が残っているのも徳之島の魅力です。
徳之島は自然をゆっくり楽しみたい人や、離島ならではの文化に触れたい人におすすめです。観光地化されすぎていないため、静かな環境でのんびりとした島旅を楽しみたい方に向いています。
徳之島ではレンタカーで島をドライブしながら、海や自然景観を巡るのがおすすめです。ビーチ散策や展望台からの景色、地元グルメを楽しみながら、ゆったりとした島時間を満喫できます。
まとめ

今回は徳之島の魅力をお届けしましたが、いかがでしたか。
徳之島は、長寿と闘牛で有名な島ですが、犬の門蓋や犬田布岬などフォトジェニックなスポットも魅力的でしたね。
徳之島は奄美大島からのアクセスが最短なので、時間に余裕があれば、奄美大島と徳之島と両方観光を楽しむのもありでしょう!
この記事を参考に、ぜひ思い出に残る徳之島旅行を計画してみてくださいね。
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